ワーキングメモリ論文レビュー

大学院の課題で2週間に一度自分の研究分野についての論文をレビューする課題が出されていて、せっかく調べたのにお蔵入りさせるのもあれなので公開しておくことにした。

各々5時間ぐらいで調査から執筆までしてるのでクオリティはお察しください。参考程度に。

①注意機能とワーキングメモリ

ワーキングメモリと注意機能は関連が深いということはよく言われるけど具体的なことがよくわかっていなかったので調査。

  • 対象:2010年以降かつImpact Factor 5以上を目安とした重要なジャーナルの論文を中心に調査
  • 利用したサイト:Pubmed
  • 検索ワード:Attention AND “Working memory”

PDFはこちら↓

②DLPFCの役割

背外側前頭前野(Dorsolateral prefrontal cortex, DLPFC)はワーキングメモリに重要というのはよくいうけど、具体的に何やってるのかっていうFunctional significanceがよくわからなかったので調査。他の例えば視覚野とか頭頂葉、FEFやACCはなんとなくこれやってるんだなと分かるんですがDLPFCはすごく曖昧な領域だった。今回のレビューで多少理解が深まったかな。

  • 対象:2010年以降かつImpact Factor 5以上を目安とした重要なジャーナルの論文を中心に調査
  • 利用したサイト:Pubmed
  • 検索ワード:DLPFC OR “dorsolateral prefrontal”

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③視覚イメージの神経基盤

視覚ワーキングメモリにおいて視覚情報を生成・維持することが必要になるけど、じゃあそれってどうやってるのかというのが曖昧。ワーキングメモリ研究の文脈ではあまり深掘りされていない印象もある。そこで視覚イメージについて調査すれば何かヒントになるのではないかということで調査した。興味深い研究は多いものの結論としては「前頭葉から視覚野へのトップダウン入力によって視覚情報が生成される」という感じで、まあそうだよなあという感じで落ち着いてしまった。もう少し深掘りしたい。

  • 対象:2010年以降かつImpact Factor 5以上を目安とした重要なジャーナルの論文を中心に調査
  • 利用したサイト:Pubmed
  • 検索ワード:おそらく”Visual Imagery”とかで調べた

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まとめ

あと一回あるので終わり次第載せる予定